ビールのマリアージュとは？

マリアージュ=結婚

料理とお酒の食べ合わせにより相乗効果を生み出し、より美味しく感じられる事です。

ワインの世界でよく使われる言葉ですがもちろんビールの世界でもマリアージュは存在します！

今回は手に入りやすい銘柄を例にビール版マリアージュを紹介します。

どういう組み合わせがいいの？

色で合わせる

同じ色のビールと料理を合わせると良い組み合わせになる事が多いです。

例えば

黒ビール✖️チョコレート

白ビール✖️バニラアイス

ペールエール✖️肉じゃが

というようになんとなく同じ色合いのもの同士で合わせると美味しい組み合わせになる事が多いです。

国で合わせる

同じ発祥国のビールと料理で合わせます。

例えば

ヴァイツェン✖️白ソーセージ(ドイツ)

IPA✖️ハンバーガー(アメリカ)

など‥

長い歴史の中でその土地の人が見つけてきた組み合わせなので間違いないです！

味の要素を組み合わせる

これは上記二つの比べると少し難しいですがビールの味と料理の味を分類してそれぞれを組み合わせる方法です。

例えば苦味が特徴のIPAと同じく苦みのあるふきのとうの天ぷら

甘味のあるペールエールと同じく甘味のある豚の角煮

など。

これらは

甘味✖️甘味

苦味✖️苦味

のように同じ味わい同士を組み合わせていますが他の味と組み合わせる事によって味わいが引き出される事があります。

例えば

辛いカレーライス(辛味)✖️ホワイトビール(酸味)

のようにカレーの辛さをホワイトのさっぱりとした味わいが中和してくれる場合もあります。

ですのでこの場合は色々と試してみて美味しい組み合わせを見つけるしかありません。

おすすめマリアージュを紹介

理屈はわかったけど実際どんなビールがいいの！？

っと思われる方も多いと思うので実際におすすめのマリアージュを紹介します。

スーパードライ✖️焼き鳥

間違いない組み合わせですねw

ピルスナーはすっきりとした味わいのため、どんな料理とも合わせる事ができます。

焼き鳥のような鳥の旨味と塩味が効いた料理との相性は特に抜群。

スーパードライのようなキレがあるビールが鳥の脂分をきれいに流してくれます。

ピルスナーは逆に生魚と合わせると魚臭さはビールに移ってしまうので要注意です。

よなよなエール✖️肉じゃが

よなよなエールのようなコクがあるビールは旨味のある料理と合わせると良いです。

お互い邪魔せず、ちょうど良い距離感なのでちょびちょび飲めますよ！

肉じゃがのこってりとした味わいを、少しホップの効いたよなよなエールがさっぱりとさせてくれます。

インドの青鬼✖️キーマカレー

苦味の強いIPAと合わせる料理は同じくしっかりとした味わいの料理と合わせないと打ち消されてしまいます。

少しスパイシーなキーマカレーと合わせる事でどちらも味負けする事なく、またカレーの辛さをIPAのキレはさっぱりとさせてくれます。

水曜日のネコ✖️お寿司

一般的にお刺身やお寿司などの生魚系は生臭さが残ってしまい、ビールとの相性は悪いと言われています。

しかしベルジャンホワイトのさっぱりとした味わいと合わせる事で魚の生臭さを打ち消してくれるため、美味しい組み合わせが楽しめます。

ギネスビール✖️すき焼き

黒ビールの王道、ギネスと合わせるのは濃い味わいのすきやき！

お互いに濃い味わいに加え、肉の脂っぽさをギネスのコーヒーのような香ばしさが打ち消してくれます。

是非お試し下さい！！！

銀河高原ヴァイツェン✖️バニラアイス

原料に小麦を使っているヴァイツェンは別名『液体のパン』とも呼ばれ、同じくパンやホットケーキなどの小麦を使った食材と相性◎。

また南ドイツでは昼下がりから白ソーセージとヴァイツェンを合わせながらまったりする風景も見られます。この組み合わせも最高！！

そしてさらに驚きの組み合わせはバニラアイスとヴァイツェンの組み合わせ。一緒に食べると口の中でとろけるような味わいです。料理と合わせやすいスタイルなので色々と試して見て下さい＾＾

まとめ

以上、ビールのマリアージュの世界はいかがでしたか？食べ合わせる料理を変える事でいつものビールが2倍美味しくなりますよ！皆さんもおすすめのマリアージュを見つけたら是非教えて下さいね〜♪